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ARTICLE · スモールコンセッション

スモールコンセッションの資金調達:先進事例で公共が負担した事業費、調査費を補助する2つの制度の上限、利子補給の率と期間

スモールコンセッションの資金調達を、国土交通省と内閣府の手引き「スモールコンセッションのすすめ」、国土交通省の推進方策案、国の補助制度の募集要領で確かめた。先進事例6件で公共が負担した事業費と活用した補助金、自治体と民間事業者で違う調達の手段、調査委託費を補助する先導的官民連携支援事業と民間資金等活用事業調査費補助事業の上限額と要件、地域再生支援利子補給制度の率と期間を載せる。

この記事の要点

  • 手引きが載せた先進事例6件のうち、公共が費用を負担したのは4件。山口県萩市は保存整備工事 約6,400万円(空き家対策総合支援事業 約3,200万円)、石川県小松市は施設改修費 約5億5,000万円と設計業務委託料 約3,100万円(空き家対策総合支援事業 約2億6,500万円)で、賃貸借の茨城県笠間市と京都府舞鶴市は負担なし
  • 公共の負担が無い事業でも金額は動く。茨城県笠間市のETOWA KASAMAは、事業者負担で開業前の改修工事 約1億4,200万円を実施した。山口県萩市には運営権対価 約1,600万円が入る
  • 調査委託費を補助する制度は2つ。国土交通省の先導的官民連携支援事業は1件あたり上限2,000万円の定額補助、内閣府の民間資金等活用事業調査費補助事業は全額国費で上限は原則1,000万円。どちらもコンサルタント等への委託費が対象で、自分の役所の人件費は入らない
  • 借入の利息には地域再生支援利子補給制度がある。利子補給率は最大0.7%、支給期間は5年間で、融資期間は5年以上が必要。国の認定を受けた地域再生計画、協議会への金融機関の参画、金融機関の指定の3つが前提になる
対象読者・読む前に確認したいこと

こんな方に

  • 遊休公的施設の活用で、調査の費用と改修費をどこから出すかを決める自治体の財産管理・企画担当者
  • 募集に手を挙げる前に、公共がどこまで負担するかと、借入の条件を確かめたい事業者

前提となる知識

  • スモールコンセッションの仕組みと、運営権・賃貸借・指定管理の違い(「スモールコンセッションとは?」の記事に載せた)
  • 使える補助金と支援制度の一覧(「スモールコンセッションで使える補助金・支援制度まとめ」の記事に載せた)
この記事の内容

国土交通省と内閣府が令和8年5月に出した手引きは、地方公共団体が期初や期中の大規模修繕費を負担することで、民間事業者にとっては資金調達の規模や投資回収リスクが下がり、参画しやすくなることが期待されるとしている。のお金の話は、使える補助金を並べることではなく、公共がどこまで払うかを決めるところから始まる。

この記事は、手引きが載せた先進事例で公共が実際にいくら負担したか、国の制度で調査の費用がいくらまで出るか、借入の利息をどこまで軽くできるかを、原典の数字で並べる。補助金と支援制度の一覧はスモールコンセッションで使える補助金・支援制度まとめの記事に、公共資産を動かす資金調達の手法全体は公共資産を動かす資金調達手法の記事に載せた。

先導的官民連携支援事業の補助金の1件あたりの上限

2,000万円

国土交通省。全額国費の定額補助で、都道府県と政令指定都市はコンセッション事業に関するものを除き補助率2分の1、上限1,000万円

民間資金等活用事業調査費補助事業の補助金の1件あたりの上限

1,000万円

内閣府。原則の額で全額国費、都道府県と政令指定都市は公共施設等運営事業と広域型を除き補助率2分の1、上限は原則500万円

地域再生支援利子補給制度の利子補給率の最大

0.7%

支給期間は5年間で、融資期間は5年以上が必要。国の認定を受けた地域再生計画が前提

先進事例で公共がいくら負担したか

手引きの先進事例6件の費用負担と活用補助金、民間事業者が出した改修工事費、公共に入る運営権対価、賃料を無償にした3件

手引きは、先進事例6件の地方公共団体の費用負担と活用補助金を1枚の表にしている。本と美容室 萩店(コンセッション)は保存整備工事 約6,400万円と空き家対策総合支援事業 約3,200万円、オーベルジュ オーフ(指定管理)は施設改修費 約5億5,000万円と設計業務委託料 約3,100万円、空き家対策総合支援事業 約2億6,500万円。ETOWA KASAMAとatick(どちらも賃貸借)は「なし(民間事業者が負担)」。サッポロ珈琲館 Rinboku(賃貸借)は施設改修費 約7,900万円と地方創生拠点整備交付金 約3,900万円、高宮庭園茶寮(指定管理・設置管理許可)は施設改修費等 約6億円と指定管理料 約3,000万円/年、社会資本整備総合交付金(園地部分)約2億3,000万円である。

施設事業手法地方公共団体の費用負担活用補助金
本と美容室 萩店(山口県萩市)コンセッション保存整備工事 約6,400万円空き家対策総合支援事業 約3,200万円
オーベルジュ オーフ(石川県小松市)指定管理施設改修費 約5億5,000万円、設計業務委託料 約3,100万円空き家対策総合支援事業 約2億6,500万円
ETOWA KASAMA(茨城県笠間市)賃貸借なし(民間事業者が負担)なし
atick(京都府舞鶴市)賃貸借なし(民間事業者が負担)なし
サッポロ珈琲館 Rinboku(北海道江別市)賃貸借施設改修費 約7,900万円地方創生拠点整備交付金 約3,900万円
高宮庭園茶寮(福岡)指定管理・設置管理許可施設改修費等 約6億円、指定管理料 約3,000万円/年社会資本整備総合交付金(園地部分)約2億3,000万円

6件のうち公共が費用を負担したのは4件で、賃貸借の2件は負担がない。手法を選ぶことは、誰が改修費を出すかを選ぶことでもある。

負担しない代わりに、民間が出す額

茨城県笠間市のETOWA KASAMAは、公共が負担した事業費がなく、事業者負担で開業前の改修工事(施設の内外装、給排水設備、空調設備、客室設備、ネット環境整備等)約1億4,200万円を実施した。事業期間は約10年間(令和元年12月から令和12年4月)である。公共の負担が0円の事業でも、1億円を超える投資が動いている。負担しないという選択は、その額を出せる事業者しか手を挙げられないという条件とセットになる。

京都府舞鶴市のatick(赤れんがパーク官民連携型賑わい拠点創出事業)も公共が負担した事業費はなく、貸料は1平方メートルあたり1,482円以上(公募時)である。運営事業者は「修繕費が予想以上に大きな投資となりましたが、事業の趣旨や地域活性化の効果等に期待した地銀等から融資いただくことができました」と述べている。手引きが民間の借入に触れているのはこの一件だけで、40ページの本文で「融資」の語が出るのもここだけである。金利の水準も、融資期間も書かれていない。

公共に戻ってくる額

山口県萩市の本と美容室 萩店は、事業期間が約20年間(令和5年9月から令和25年3月)で、市の承認を経て約40年間(令和45年3月)まで延長できる。運営権対価は約1,600万円で、令和6年3月末日までは無償とし、その後事業期間にわたり運営事業者が市に支払う。保存整備工事に約6,400万円を出し、運営権対価で約1,600万円が戻る。差額をどう見るかは、施設が使われ続けることの価値をいくらと置くかによる。

手引きは、収益性が低く賃料の負担が難しい事業でも、施設の活用・維持が地域にとって重要な場合等は賃料を無償とした事例があるとして、北海道江別市のサッポロ珈琲館 Rinboku(保存・維持管理等に必要な費用を原則事業者の負担とする代わりに賃料を無償化)、神奈川県横須賀市の田浦月見台住宅(第一種低層住居専用地域で再開発が困難な場所のため、提案内容審査の結果、土地・建物の賃料を無償)、京都府福知山市のTHE 610 BASE(市が初期投資を一切負担しない代わりに、建物と底地部分の賃料を無償)を挙げている。無償にするには議決が必要となることから、活用の効果について丁寧な議会への説明が必要としている。

同じ手引きの中で数字が違うところ

石川県小松市のオーベルジュ オーフについて、CASE2の基本情報は、公共が負担した事業費を施設改修工事費 約5億6,000万円(内工事監理業務 約1,200万円)、設計業務委託料 上限3,100万円、活用した補助金を空き家対策総合支援事業(2億6,500万円)と書いている。18ページの表は施設改修費 約5億5,000万円である。同じ手引きの中で、事例のページと一覧の表で数字が違う。引くときは、どちらから取った数字かを書いておく。

自治体と民間事業者で違う調達の手段

推進方策案が並べた地方公共団体9つと民間企業11の調達方法、資金調達の問題点、PFSとSIBの件数

推進方策案は、地方公共団体の主な資金調達方法として、地方債(財政融資資金、地方公共団体金融機構資金、市場公募資金、銀行等引受資金)、PFSのSIB、国庫補助等、ガバメントファンディング、ふるさと納税、固定資産の売却を挙げている。

大分類調達方法概要
デッド(地方債)財政融資資金国が財政投融資特別会計において国債(財投債)を発行し、市場から調達した資金を原資として貸付けを行うもの
デッド(地方債)地方公共団体金融機構資金全ての地方公共団体が共同で設立した機構が起債市場で債券を発行して調達した資金を原資として貸付を行うもの
デッド(地方債)市場公募資金地方公共団体が起債市場で債券を発行して、公募により調達する資金
デッド(地方債)銀行等引受資金地方公共団体が金融機関や各種共済組合等から借り入れる資金
エクイティPFSのSIB公共性の高い事業の運営を民間組織に委ね、その運営資金を民間投資家から募る仕組み
その他国庫補助等国の補助金・交付金事業を活用する
その他ガバメントファンディング地方公共団体がインターネットを使って小口の投資を集める際に使われるサービス
その他ふるさと納税企業版ふるさと納税や個人版ふるさと納税における地域課題解決リターンによる調達
その他固定資産の売却公共不動産等の売却により資金を調達する

表のエクイティにあるSIBは、成果連動型民間委託契約方式(PFS)のうち、事業の運営資金を民間投資家から募る形である。国内のPFS事業は令和7年度末時点で379件(前年度末比42件増)で、うちSIBは19件、全体の約5%にとどまる。分野は医療・健康131件、介護153件、再犯防止7件の重点3分野のほか、まちづくり24件、就労支援15件、環境2件で、公共施設の活用という区分は無い。SIBの仕組みは公共資産を動かす資金調達手法の記事に載せた。

民間企業については、政府系金融機関の融資、制度融資(地方公共団体が利息や信用保証料の一部を補填する制度)、金融機関の融資、社債発行、株式発行、ベンチャーキャピタル、不動産特定共同事業法、ファクタリング、固定資産の売却、国庫補助等、クラウドファンディングを挙げている。表に並ぶ調達方法は、地方公共団体が9つ、民間企業が11である(この記事で数えた数)。

資金調達で詰まるところ

推進方策案は、地方公共団体の資金調達の問題点を、ファイナンス(資金の調達と運用)に精通する人材不足により事業の実現可能性について判断できない、中長期視点で事業の採算性を見通すことができない、利用可能な補助メニューが把握できていないの3つに整理し、課題をファイナンスに関する知識の習得と利用可能な補助メニューの把握としている。民間事業者については、事業規模が小さく参入する事業者も比較的小規模であることから資金調達が難しい、小規模等の理由から単体施設での事業性が低いため初期投資等が回収できず事業採算が合わないの2つを挙げ、課題を金融機関も巻き込んだ事業スキーム検討と、エリア内の他事業との連携等による事業性の確保としている。

事業化の5段階と主な課題。機運醸成、施設選定、事業化検討、事業計画、公募・選定。
資金調達がつまずくところに挙がるのは、いちばん後ろの公募・選定の段出典: 国土交通省 総合政策局「スモールコンセッション推進方策案について」(2024年)

調査の費用を補助する2つの制度

先導的官民連携支援事業と民間資金等活用事業調査費補助事業の上限額・対象経費・要件の比較と、補助金でない支援

導入可能性調査などの委託費を国が補助する制度は2つある。どちらもコンサルタント等への委託費が対象で、内閣府の制度は自分の役所の人件費を明文で外している。

先導的官民連携支援事業は、地方公共団体が先導的な官民連携事業の導入検討を行う際に必要となる調査委託費を国が助成する制度である。支援類型は事業手法検討支援型と情報整備支援型の2つ、補助対象経費はコンサルタント等の専門家に調査や検討を依頼する経費(委託費)、補助率・補助限度額は予算の範囲内で上限2,000万円の定額補助で、都道府県及び政令指定都市にあってはコンセッション事業に関するものを除き補助率2分の1、上限1,000万円。補助要件は調査対象が国土交通省の所管する事業であること、調査報告書を公開すること等である。

内閣府の民間資金等活用事業調査費補助事業は、地方公共団体に対し、公共施設等運営事業等の導入に係る検討に要する調査委託費を助成する制度である。対象調査は導入可能性調査、デューディリジェンス(事前の詳細調査)、その他公共施設等運営事業等の導入に必要な検討で、令和8年度当初予算の募集期間は令和8年3月10日から4月10日正午までだった。募集要領は、補助の対象をコンサルタント等の専門家に調査や検討を依頼する経費(委託費)とし、対象機関に係る経費(人件費等)等の調査委託以外の経費と、補助金の額の通知日以前に契約が締結された調査委託の経費は補助対象経費に一切含まれないとしている。補助率・補助限度額は全額国費による補助で1件あたりの上限は原則1,000万円、ただし都道府県及び政令指定都市にあっては公共施設等運営事業及び広域型のPPP/PFI事業に関するものを除き補助率2分の1、上限は原則500万円。補助金の交付決定通知日以降に契約され、令和8年度中に契約が終了する調査委託が対象である。

比べるところ先導的官民連携支援事業民間資金等活用事業調査費補助事業
所管国土交通省 総合政策局 社会資本整備政策課内閣府 民間資金等活用事業推進室
1件あたりの上限2,000万円(定額補助)原則1,000万円(全額国費)
都道府県と政令指定都市コンセッション事業に関するものを除き補助率2分の1、上限1,000万円公共施設等運営事業と広域型を除き補助率2分の1、上限は原則500万円
補助対象経費コンサルタント等への調査委託費コンサルタント等への調査委託費
対象にならない経費ページに記載なし自前の人件費等、交付決定の通知日より前に契約した委託費
主な要件調査対象が国土交通省の所管する事業であること、調査報告書を公開すること等調査報告書(概要版)を内閣府のホームページで公開すること等

令和8年度当初予算の支援対象は5件である。新潟県長岡市の長岡市営駐車場における官民連携導入可能性調査、岐阜県海津市の道の駅クレール平田のリニューアルと公園一帯管理に向けたローカルPFI導入可能性調査、京都府の京都府立ゼミナールハウス及び隣接地管理運営に係るPFI等導入可能性調査、広島県安芸高田市の道の駅三矢の里関係人口案内所・(仮称)安芸高田市都市公園の一体的整備とエリアマネジメント型の官民連携手法検討調査、宮崎県西米良村の民間投資を活用した西米良村中心部拠点形成調査である。5件は、市営駐車場、道の駅が2件(うち1件は都市公園と一体)、府立ゼミナールハウス、村の中心部の拠点形成である。廃校や古民家そのものは入っていない。

お金が出ない支援もある

スモールコンセッション形成推進事業は、廃校や古民家等の遊休公的施設を活用する地方公共団体に、プロジェクトの初期段階の課題解決をサポートする専門家を派遣する事業である。補助金ではない。令和8年度は9調査が実施中で、古民家が栃木県上三川町、静岡県磐田市、京都府京都市、奈良県斑鳩町の4件、学校が静岡県磐田市と山口県・山口県宇部市の2件、複数施設が青森県弘前市、岡山県美作市、徳島県美波町の3件である。制度の詳細はスモールコンセッション専門家派遣制度の記事に載せた。

内閣府は、各府省のPPP/PFIに係る支援事業を横断的に把握できるよう、支援事業の概要を一覧にしている。一覧は、内閣府、文部科学省・文化庁・スポーツ庁、農林水産省・経済産業省、国土交通省・観光庁・環境省の順に並び、それぞれの事業が企画・立案、導入可能性調査、アドバイザリー、設計、建設、維持管理・運営、その他のどの段階を対象にするかを示している。自分の施設の所管省庁が国土交通省でない場合は、この一覧から先に当たるほうが早い。


借入の利息を軽くする制度

地域再生支援利子補給制度の率と期間、3つの条件、指定を受けられる金融機関、香川県まんのう町の例

地域再生支援利子補給制度は、地域再生法に基づき、国の認定を受けた地域再生計画の実現に資する事業を行う事業者が金融機関から必要な資金を借り入れる場合に、国が金融機関を指定したうえで、予算の範囲内で利子補給金を支給する制度である。利子補給率は最大0.7%、支給期間は5年間で、融資期間は5年以上が必要。PFI事業でも使え、事業者の規模による制限はない。

使うまでの条件は3つある。地方公共団体が地域再生計画を作成して国の認定を受けること、地域再生計画の作成に当たって組織する地域再生協議会に金融機関が参画すること、金融機関が国から指定を受けることが必要となる。地域再生計画には、PFI事業の実施が地域の課題解決に資することの説明、計画の目標(原則として定量的な値・指標)、融資予定金融機関等の記載が要る。指定を受けられる金融機関は、銀行、信用金庫及び信用金庫連合会、労働金庫及び労働金庫連合会、信用協同組合及び信用協同組合連合会、農業協同組合及び農業協同組合連合会、漁業協同組合等、農林中央金庫、株式会社商工組合中央金庫、株式会社日本政策投資銀行である。事業者は集中受付期間(年間5回)に指定金融機関を経由して申請する。

PFI事業での活用事例として挙がっているのは、町立中学校の改築に際し、町民体育館と町立図書館の機能を合わせた複合施設を整備する事業(香川県まんのう町)で、利子補給金総額は15,784千円(1,578万4,000円)である。利子の負担を軽くする制度であって、元本が減るわけではない。計画の認定と協議会の組成が先に要るので、融資の話を始めてから思いつくと間に合わない。

手引きは、事業構想の検討段階から民間事業者や地域金融機関等と意見交換を行うこと、民間事業者の参画を促進する取組としてプレーヤーの発掘や民間の資金調達の円滑化のため地域金融機関と早めに意見交換を行うことを、いずれも有効としている。

過去の補助金が残す制約

用途の変更や廃止で生じる返還義務、収入を得ない活用なら返還が不要となるケース、交付主体への問い合わせ

手引きは、過去に活用した補助金により、用途の変更や廃止に際して補助金の返還義務が生じる可能性があるとしている。近年は、地方公共団体が収入を得ない活用であれば返還が不要(指定管理者制度や運営権対価を徴収しないコンセッション等)となるケースもあるとして、まずは交付主体に問い合わせることを勧めている。民間事業者が提案・選定された後にこうした規制が発覚すると、民間事業者にとっては予期せぬ負担となり、撤退につながるリスクもあるとしている。

返還が要るかどうかは、補助金の種類と、その活用で公共が収入を得るかで変わる。運営権対価を取るコンセッションにするか、指定管理にするかという手法の選択が、ここで補助金の扱いに跳ね返る。国庫補助を受けた学校の建物については、文部科学省の手続きが別にあり、廃校の財産処分の記事に、承認が要る場合、報告で済む場合、国庫納付額の算定を載せた。

お金の話を始める前に確かめること

修繕費の負担、過去の補助金、契約と交付決定の順番、報告書の公開、地域再生計画の5つ

聞くことなぜ聞くか
期初と期中の大規模修繕費を、公共と民間のどちらが持つか手引きは、公共が負担すると民間の資金調達の規模と投資回収リスクが下がるとしている。先進事例6件のうち4件は公共が負担し、賃貸借の2件は負担がない
その建物を建てたとき、改修したときに使った補助金は何か用途の変更や廃止で返還義務が生じる可能性がある。交付主体に問い合わせる
調査の費用に国の補助を使うなら、契約はいつするか内閣府の補助は交付決定通知日以降に契約した調査委託が対象で、額の通知日より前に契約した委託費は対象にならない
調査報告書を公開できるか先導的官民連携支援事業は調査報告書を公開することが要件、内閣府の補助は概要版を内閣府のホームページで公開することを協力事項に挙げている
利子補給を使うなら、地域再生計画はあるか計画の認定、協議会への金融機関の参画、金融機関の指定の3つが前提になる。融資の直前では間に合わない
制度

スモールコンセッションで使える補助金・支援制度まとめ

国と自治体の補助金、支援制度の一覧と、申請の順番

ガイド

公共資産を動かす資金調達手法

グリーンボンド、SIB、ふるさと納税まで、公共資産の事業化に使う資金の集め方

ガイド

廃校の財産処分:手続きが要らない場合、報告で済む処分、国庫納付金と基金、必要書類と提出の時期

手続きが要らない場合、報告で済む処分と承認が要る処分、国庫納付金の算定と基金への積立て、必要書類と提出の目安


次にやること

資金調達の検討では、既存の補助金の条件と、今後の費用負担を確認する。

順確認・検討すること担当・相談先
1建物に使われた補助金の交付年、名称、交付主体を整理する財産管理・営繕担当
2補助金の記録と活用案を示して、交付主体に財産処分の手続きと返還の要件を確認する補助金の交付主体
3必要な調査と委託費を見積もり、利用を検討する補助制度の対象と上限額を確認するコンサルタント、所管省庁
4地域金融機関に、想定する事業者の資金調達と融資審査に必要な条件を相談する地域金融機関
5公募前に、改修費、賃料、運営費などの官民の費用負担を整理する所管課、予算担当

手引きは、事業者の提案・選定後に規制が判明すると撤退につながるリスクがあるとしている。公募前に、既存の補助金の条件と財産処分の手続きを交付主体に確認する。


この記事で使った統計の出典

  1. 1国土交通省・内閣府「スモールコンセッションのすすめ~遊休公的施設の利活用のための手引き~」(令和8年5月)P18(2026) 出典を開く
  2. 2国土交通省「先導的官民連携支援事業」(2026) 出典を開く
  3. 3内閣府「令和8年度 民間資金等活用事業調査費補助事業(当初予算)募集要領」2.4・2.5・2.8(2026) 出典を開く
  4. 4内閣府 地方創生推進事務局「地域再生支援利子補給制度のご案内」(2026) 出典を開く
  5. 5国土交通省・内閣府「スモールコンセッションのすすめ~遊休公的施設の利活用のための手引き~」(令和8年5月)P18「先進事例における地方公共団体の費用負担と財源」(2026) 出典を開く
  6. 6国土交通省・内閣府「スモールコンセッションのすすめ~遊休公的施設の利活用のための手引き~」(令和8年5月)CASE3(2026) 出典を開く
  7. 7国土交通省・内閣府「スモールコンセッションのすすめ~遊休公的施設の利活用のための手引き~」(令和8年5月)CASE4(2026) 出典を開く
  8. 8国土交通省・内閣府「スモールコンセッションのすすめ~遊休公的施設の利活用のための手引き~」(令和8年5月)CASE1(2026) 出典を開く
  9. 9国土交通省・内閣府「スモールコンセッションのすすめ~遊休公的施設の利活用のための手引き~」(令和8年5月)P27「賃料を無償化した事例」(2026) 出典を開く
  10. 10国土交通省・内閣府「スモールコンセッションのすすめ~遊休公的施設の利活用のための手引き~」(令和8年5月)CASE2(2026) 出典を開く
  11. 11国土交通省 総合政策局「スモールコンセッション推進方策案について」P28(2024) 出典を開く
  12. 12内閣府 成果連動型事業推進室「国内におけるPFS事業の取組状況について」(令和8年3月31日)(2026) 出典を開く
  13. 13国土交通省 総合政策局「スモールコンセッション推進方策案について」P29(2024) 出典を開く
  14. 14国土交通省 総合政策局「スモールコンセッション推進方策案について」P11(2024) 出典を開く
  15. 15国土交通省 総合政策局「スモールコンセッション推進方策案について」P12(2024) 出典を開く
  16. 16内閣府「民間資金等活用事業調査費補助事業(令和8年度・当初予算)」(2026) 出典を開く
  17. 17内閣府「令和8年度 民間資金等活用事業調査費補助事業(当初予算)支援対象の決定について」(令和8年6月16日)(2026) 出典を開く
  18. 18国土交通省「スモールコンセッション形成推進事業」(2026) 出典を開く
  19. 19内閣府「令和8年度 国による支援事業の概要」(令和8年5月1日現在)(2026) 出典を開く
  20. 20国土交通省・内閣府「スモールコンセッションのすすめ~遊休公的施設の利活用のための手引き~」(令和8年5月)P18・STEP1(2026) 出典を開く
  21. 21国土交通省・内閣府「スモールコンセッションのすすめ~遊休公的施設の利活用のための手引き~」(令和8年5月)P12(2026) 出典を開く

参考文献

スモールコンセッションのすすめ~遊休公的施設の利活用のための手引き~/国土交通省総合政策局社会資本整備政策課、内閣府民間資金等活用事業推進室 (2026)

スモールコンセッション推進方策案について/国土交通省 総合政策局 (2024)

先導的官民連携支援事業/国土交通省 (2026)

スモールコンセッション形成推進事業/国土交通省 (2026)

民間資金等活用事業調査費補助事業(令和8年度・当初予算)/内閣府 民間資金等活用事業推進室 (2026)

令和8年度 民間資金等活用事業調査費補助事業(当初予算)募集要領/内閣府 民間資金等活用事業推進室 (2026)

令和8年度 民間資金等活用事業調査費補助事業(当初予算)支援対象の決定について/内閣府 民間資金等活用事業推進室 (2026)

地域再生支援利子補給制度のご案内/内閣府 地方創生推進事務局 (2026)

令和8年度 国による支援事業の概要/内閣府 民間資金等活用事業推進室 (2026)

国内におけるPFS事業の取組状況について/内閣府 成果連動型事業推進室 (2026)

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記事を庁内資料・議会・勉強会・研究で引用するときは、記事名・公共0区(一般社団法人 社会構想デザイン機構)・URLを明記してください。

訂正の内容

  1. :補助金の節で、国土交通省が2025年4月に小規模コンセッション形成支援プログラムを拡充し、実現可能性調査の補助上限を引き上げたと書いていました。出典に挙げた報道発表は、専門家を派遣する地方公共団体を選んだことと、その専門家を公募することの知らせで、補助の上限の話ではありません。

    訂正前
    国土交通省は2025年4月から小規模コンセッション形成支援プログラムを拡充し、実現可能性調査(F/S)費用の補助上限を引き上げた。
    訂正後
    外した。国土交通省のスモールコンセッション形成推進事業は補助金ではなく専門家を派遣する事業で、令和8年度は9調査が実施中であることを、同省の事業のページを出典にして書いた

    理由 出典に挙げていたのは令和7年4月2日の報道発表「スモールコンセッションに取り組む地方公共団体に派遣する専門家の公募を開始!」で、7つの地方公共団体を選定したこと、派遣する専門家の公募を始めることが書かれています。補助の上限額の記載はありません。同事業は、プロジェクトの初期段階の課題解決をサポートする専門家を派遣する事業です。

  2. :補助金の表に挙げていた「小規模コンセッション形成支援事業」と「廃校施設活用推進事業費補助金」は、その名前の制度が見つかりませんでした。

    訂正前
    小規模コンセッション形成支援事業/廃校施設活用推進事業費補助金
    訂正後
    外した。国土交通省の制度は、専門家を派遣するスモールコンセッション形成推進事業と、調査委託費を補助する先導的官民連携支援事業(1件あたり上限2,000万円の定額補助、都道府県と政令指定都市はコンセッション事業に関するものを除き補助率1/2で上限1,000万円)である

    理由 国土交通省の支援制度の一覧(社会資本整備政策課支援施策の全体像)に、小規模コンセッション形成支援事業という名前の制度はありません。文部科学省にも廃校施設活用推進事業費補助金という名前の補助金は見当たりませんでした。内閣府が府省横断でまとめた「令和8年度 国による支援事業の概要」にも、どちらの名前もありません。

  3. :補助金の表に、社会福祉施設整備費補助金と農福連携の補助金を、スモールコンセッションで使える制度として補助率つきで挙げていました。出典を示していませんでした。

    訂正前
    社会福祉施設整備費補助金/国1/2・都道府県1/4/農福連携等推進ビジョン関連補助金
    訂正後
    外した。内閣府と国土交通省が調査委託費を補助する2つの制度を、上限額、補助対象経費、補助対象にならない経費、要件まで出典付きで比べる表に替えた

    理由 社会福祉施設整備費補助金は実在する制度で、厚生労働省のページに国2分の1・都道府県4分の1の補助率が書かれています。ただしこの記事はその出典を挙げておらず、スモールコンセッションの資金調達でこの補助金を使った事例も示していませんでした。農福連携の補助金は、補助率の欄が「要件により異なる」だけで、制度の名前も出典も特定できませんでした。手引きが挙げている補助は、空き家対策総合支援事業、地方創生拠点整備交付金、社会資本整備総合交付金などです。

  4. :地方銀行のプロジェクトファイナンスの金利を1.5〜3.5%程度とし、冒頭の数字カードにも出していました。出典がありません。

    訂正前
    1.5〜3.5%/地銀によるが1.5〜3.5%程度
    訂正後
    外した。出典のある率は、地域再生支援利子補給制度の利子補給率(最大0.7%、支給期間5年間、融資期間は5年以上が必要)だけである。手引きにも推進方策案にも、融資の金利の水準を示す数字はない

    理由 この記事が出典に挙げていた資料に、スモールコンセッション事業の融資の金利は書かれていません。手引きが民間の借入に触れているのは、京都府舞鶴市の運営事業者が地銀等から融資を受けられたと述べた一件だけで、率も期間もありません。

  5. :資金調達を「4レイヤー構造」で組み合わせると整理し、冒頭の数字カードにも出していました。この区分は出典にありません。

    訂正前
    4レイヤー構造/4レイヤー
    訂正後
    国土交通省の推進方策案が挙げている調達方法の一覧に替えた。地方公共団体は地方債(財政融資資金、地方公共団体金融機構資金、市場公募資金、銀行等引受資金)、PFSのSIB、国庫補助等、ガバメントファンディング、ふるさと納税、固定資産の売却。民間企業は政府系金融機関の融資、制度融資、金融機関の融資、社債発行、株式発行、ベンチャーキャピタル、不動産特定共同事業法、ファクタリング、固定資産の売却、国庫補助等、クラウドファンディング

    理由 自己資金・借入、クラウドファンディング、成果連動型資金、補助金の4つに分ける整理は、国や自治体の資料に見当たりません。推進方策案は、地方公共団体と民間企業で別々の表にして、デッド、エクイティ、その他という分け方で並べています。

  6. :初期投資5,000万円の資金構成例を、補助金・自己資金・地銀融資・クラウドファンディングの割合まで書いていました。どこかの事業の実績ではなく、この記事が作った例でした。

    訂正前
    5,000万円/1,875万円/625万円/2,000万円/500万円
    訂正後
    手引きが載せた先進事例6件の、地方公共団体の費用負担と活用補助金の実額に替えた。山口県萩市は保存整備工事 約6,400万円と空き家対策総合支援事業 約3,200万円、石川県小松市は施設改修費 約5億5,000万円と設計業務委託料 約3,100万円、空き家対策総合支援事業 約2億6,500万円、茨城県笠間市と京都府舞鶴市は負担なし、北海道江別市は施設改修費 約7,900万円と地方創生拠点整備交付金 約3,900万円、高宮庭園茶寮は施設改修費等 約6億円と指定管理料 約3,000万円/年、社会資本整備総合交付金(園地部分)約2億3,000万円。国の制度の上限額は先導的官民連携支援事業が2,000万円、民間資金等活用事業調査費補助事業が原則1,000万円(都道府県と政令指定都市は原則500万円)である

    理由 5,000万円という総額も、補助金37.5%、自己資金12.5%、融資40.0%、クラウドファンディング10.0%という割合も、出典を示していませんでした。冒頭で「この記事が置いた前提である」と断っていましたが、読者は資金構成の目安として読みます。実際の事業の額は手引きの18ページに載っています。

  7. :コンセッション契約書を代替担保として認める金融機関が増加中、長期契約により収入の安定性が担保される、と書いていました。出典がありません。

    訂正前
    コンセッション契約書を「代替担保」として認める金融機関が増加中/長期契約(10〜20年)により、コンセッション料収入・利用料収入の一定の安定性が担保される
    訂正後
    外した。手引きが載せているのは、地方公共団体が期初や期中の大規模修繕費を負担することで、民間事業者にとっては資金調達の規模や投資回収リスクが下がり、参画しやすくなることが期待される、という記述である

    理由 契約書を担保の代わりに扱う金融機関が増えているかどうかを示す資料は見つかりませんでした。手引きの先進事例の事業期間は、コンセッションが約20年間、指定管理と賃貸借が約10年間です。

  8. :地銀融資の審査には一般に1〜3ヶ月、自治体と地方銀行が「スモールコンセッション事業支援に関する連携協定」を締結している地域がある、3つの稼働率シナリオを出すと地銀審査で高い評価を得やすい、と書いていました。どれも出典がありません。

    訂正前
    地銀融資の審査には一般に1〜3ヶ月を要する/スモールコンセッション事業支援に関する連携協定/「保守シナリオ(稼働率70%)」「ベースシナリオ(稼働率85%)」「楽観シナリオ(稼働率100%)」の3パターンを提示すると、地銀審査で高い評価を得やすい
    訂正後
    外した。手引きが勧めているのは、事業構想の検討段階から民間事業者や地域金融機関等と意見交換を行うこと、民間の資金調達の円滑化のため地域金融機関と早めに意見交換を行うことである

    理由 審査に要する期間、この名前の連携協定、稼働率3パターンの提示が審査で有利になることは、いずれも資料で確かめられませんでした。

  9. :日本政策金融公庫は改修工事着工前の運転資金や小規模事業者向けの初期融資に強く、公庫で初期費用を手当てしてから地銀に借り換える設計が有効、と書いていました。出典がありません。

    訂正前
    地方銀行が対応しにくい改修工事着工前の運転資金や小規模事業者向けの初期融資に強みを持つ/JFC融資で初期費用を手当て → 事業安定後に地銀プロジェクトファイナンスに借り換え
    訂正後
    外した。国土交通省の推進方策案が民間企業の調達方法として挙げているのは、政府系金融機関の融資、制度融資、金融機関の融資、社債発行、株式発行、ベンチャーキャピタル、不動産特定共同事業法、ファクタリング、固定資産の売却、国庫補助等、クラウドファンディングである

    理由 公庫が改修工事着工前の運転資金や小規模事業者向けの初期融資に強いこと、公庫から地方銀行に借り換える設計が有効であることを示す資料は見つかりませんでした。2026年8月29日に、この記述の出典を同公庫のトップページから事業資金の案内ページに変えましたが、案内ページはどの融資制度を探すかの検索ページで、この記述の根拠にはなりません。

  10. :補助金適正化法の財産処分制限について、社会福祉施設整備費補助金は原則10年が目安と書いていました。出典がありません。

    訂正前
    社会福祉施設整備費補助金では原則10年間(耐用年数未満の場合は耐用年数)が目安とされており/財産処分制限期間(10〜20年)
    訂正後
    外した。手引きが書いているのは、過去に活用した補助金により用途の変更や廃止に際して返還義務が生じる可能性があること、近年は地方公共団体が収入を得ない活用であれば返還が不要となるケースもあること、まずは交付主体に問い合わせることである。国庫補助を受けた学校の建物の手続きは「廃校の財産処分」の記事に載せた

    理由 社会福祉施設整備費補助金の財産処分制限期間を原則10年とする記載を、厚生労働省の資料で確かめられませんでした。処分制限期間は補助金ごと、建物の構造ごとに決まるもので、1つの年数で代表させられません。

  11. :PFS事業の件数が、日本語版と英語版で違う数になっていました。どちらも出典に無い数字でした。

    訂正前
    日本語版は「令和6年度末時点で累計323件」、英語版は「2025年までにSIBが30件超」
    訂正後
    令和7年度末時点でPFS事業は379件。うちSIBは19件で全体の約5%。介護153件・医療健康131件・まちづくり24件・就労支援15件

    理由 出典に挙げていた内閣府のポータルの入口ページに件数の記載はありません。同室が出している「国内におけるPFS事業の取組状況について」(令和8年3月31日)に、令和7年度末時点で379件(前年度末比42件増)、うちSIB19件とあります。日本語版の323件と英語版の30件超は、どちらもこの資料と合いません。

  12. :日本政策金融公庫の出典を、トップページから事業資金の案内ページに変えました。

    訂正前
    出典 = 日本政策金融公庫のトップページ
    訂正後
    出典 = 同公庫の事業資金の案内ページ

    理由 トップページを出典にすると、読者が記述の根拠に辿り着けません。

この記事の用語

スモールコンセッション
地方公共団体が所有する空き家・廃校等の遊休不動産について、民間の創意工夫を活かした小規模(事業費10億円未満程度)なPPP/PFI事業を行う取組み。2024年に国交省がプラットフォームを設立。

ご自身の案件で確認すること

  • 期初と期中の大規模修繕費を公共と民間のどちらが持つかを、公募の前に決めているか
  • その建物に使った補助金の交付年と交付主体を調べ、用途を変えると返還が要るかを問い合わせたか
  • 国の補助で調査を出すなら、交付決定の通知より前に委託契約を結んでいないか

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