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ARTICLE · Park-PFI

Park-PFI成功事例5選:大規模公園から人口2万人台の小都市まで【2026年版】

自治体担当者向け:Park-PFI(公募設置管理制度)の成功事例5件を構造分析。開成山公園(郡山市)の評価配点・収支・座組の詳細から、カダルテラス金田一(二戸市・人口2.3万人)まで、前提条件と成功要因を徹底解説。

この記事の要点

  • 人口2.3万人の二戸市から約31万人の郡山市まで、規模を問わずPark-PFIは成立する
  • 開成山公園(郡山市)は500点満点+8点インセンティブの評価基準と3段階サウンディングのインセンティブ設計が民間参入を促進した
  • 全事例に共通する成功要因は「段階的サウンディング」と「地元企業の座組への組み込み」
対象読者・読む前に確認したいこと

こんな方に

  • Park-PFIの導入を検討中の自治体職員(公園緑地課)
  • 小規模公園でのPark-PFI可能性を探りたい担当者
  • 公園ビジネスへの参入を検討している民間事業者

前提となる知識

  • Park-PFIの基本的な仕組み(B-1記事を参照)
この記事の内容

5事例の一覧

郡山市・むつ市・二戸市・別府市・前橋市の5事例をファクトシートで比較

最小規模自治体(二戸市)

22,999人

最小公園面積(別府市・春木川パーク)

0.92ha

春木川パークの市への使用料等

約1,400万円

事業者の計画額。2021年12月選定委員会の価額審査

今回の分析対象

5事例

の成功事例を、大規模公園から小規模公園まで5件選定した。「大きな公園でないとPark-PFIは成立しない」という認識は誤りであることを、これらの事例が示している。

Park-PFIの基本的な仕組みについては、Park-PFI(公募設置管理制度)とは?を参照されたい。

Park-PFI の3つの特例。設置管理許可の期間は原則最長10年のところ最長20年、建蔽率は原則2%のところ最大12%、占用物件に自転車駐車場と催し物情報の看板・広告塔が加わる。
建蔽率の10%は休養施設等と合わせての10%。すでに12%に達している公園では便益施設を新設できない出典: 国土交通省 都市局「都市公園の質の向上に向けた Park-PFI 活用ガイドライン」(令和7年5月改正版)2.3
事例自治体(人口)公園面積事業者業態
開成山公園郡山市(313,125人)12.89ha大和リースグループカフェ・ベーカリー・多目的
PARK DAIKANYAMAむつ市(49,699人)-むつ不動産取引センターグランピング・飲食・ドッグラン
カダルテラス金田一二戸市(22,999人)2ha(近隣公園)カダルミライ(SPC)温泉・サウナ・宿泊・レストラン
春木川パーク別府市(112,267人)0.92haミネルバ(SPC)スーパー・人工芝G・カフェ
ココルンシティ公園前橋市(324,554人)0.19ha特定非営利活動法人 三和会カフェ(コミュニティスペース併設)

事例1: 開成山公園(福島県郡山市)

約31万人の中核市のPark-PFI。3段階サウンディングのインセンティブ設計、500点評価基準、大手×地元JVが成功を導いた構造を詳解

出典を示していない収支試算の単価・金額は、説明用に仮定した数値であり、統計に基づく相場ではない。事業計画を作る際は、対象施設の状態や立地、事業内容に応じた見積もりと実績を用いる。出典を示した統計や事例の金額は、この仮定とは区別して参照する。

項目内容
手法Park-PFI +
事業対象面積約12.89ha(公園総面積は約30.3ha)
事業期間2024年〜2043年(19年間)
整備費約7億円(市90%以内・民間10%以上)
指定管理料19年間で14億4,160万円(年間約7,587万円)
事業者大和リースグループ(5社JV)
応募者数2者(2共同事業体)
年間来園者約140万人

3段階サウンディングとインセンティブ設計

開成山公園が採用した3段階サウンディングは、日本のPark-PFI事例の中でも最も精緻な官民対話設計の一つである。

第1段階: トライアル・サウンディング(2020年10月)

社会実験形式で民間事業者が実際に公園内で出店・イベントを実施する機会を設けた。1か月間(9:00〜21:00)、使用料免除の条件で参加した企業・NPO法人には、後の公募審査で5点の加点が与えられた。

トライアル参加への加点は500点満点のうち5点、全体の1%である。参加事業者は公園の利用状況を現場で確認し、その情報を提案へ反映する機会を得た。

第2段階: プレサウンディング(2021年9月)

導入可能性調査段階での民間ニーズ・意向把握が目的。メール問い合わせ形式で広く意見を集めた。この段階で得た民間側の懸念点と提案可能性の分析が、第3段階の公募指針設計に反映された。

第3段階: マーケットサウンディング(2022年1月)

公募指針策定直前に実施。事業スキームへのフィードバックを取得し、民間が参入しやすい条件を最終調整した。参加者には公募審査で3点の加点。

検討開始(2020年3月)から開業(2024年4月)まで約4年の準備期間を要したが、この3段階の丁寧な官民対話なしに2共同事業体という競争的な公募は実現しなかっただろう。

評価基準(500点満点)の構造

公募審査の評価基準は500点満点+インセンティブ8点で構成される。この配点構造そのものが、郡山市が何を重視しているかを示している。

大項目配点意味
事業総括(全体計画)120点事業実施方針・市民サービス・エリアマネジメント・安定性
特定公園施設の整備100点施設の全体像+8区分×10点の各施設整備計画
公募対象公園施設80点にぎわい創出・効果と連携・リスク対応
管理運営(指定管理)100点平等な利用・効用最大化・人的物的能力・維持管理・雇用
経費削減70点削減効果(定量)・費用の妥当性・収益還元
付加価値提案30点独自の付加価値提案
合計500点
インセンティブ+8点トライアル参加+5点、マーケット参加+3点

最低制限基準:全委員合計が配点合計の60%以上、かつ「事業総括」「課題解決(特定公園施設)」「管理運営」の各項目がすべて60%以上。

「収益還元」には40点が配分されている。Park-PFIは単に収益施設を誘致する制度ではなく、民間の収益が公園の維持管理や整備に還元される「公益との両立」が制度の根幹にある。この配点は、その趣旨を審査基準に明示的に落とし込んだものである。

座組構成と「大手×地元」の設計

採択された大和リースグループの座組(グループ名:開成山フロンティアパートナーズ)は5社で構成される。

企業本拠担当領域
大和リース(代表)大和ハウスグループPPP/PFI企画・マネジメント・施設整備
a.ru.ku出版郡山市地域コンテンツ・情報発信・テナント誘致
東京美装興業東京都維持管理・清掃・管理運営
八光建設郡山市土木・建設工事
櫻エンジニアリング郡山市土木設計・測量・調査

全国ノウハウを持つ大和リースが代表を務めながら、郡山市の地元企業3社がJVの中核を担う構成だ。地元企業の組み込みは単なる「地域貢献のアリバイ」ではなく、地域コンテンツの企画力(a.ru.ku出版)と施工実施力(八光建設・櫻エンジニアリング)を確保するための機能的な判断である。

評価基準の「雇用への配慮(10点)」も、こうした地元雇用創出の視点が審査で問われることを示している。

収益施設の業態

選定後に開業した施設は、カフェ・ガーデニング雑貨・ベーカリー・ラーメンなど5店舗と多目的スペースである。年間来園者約140万人という集客力を前提に、飲食を核としたにぎわい施設が展開されている。

事例2: PARK DAIKANYAMA(青森県むつ市)

人口49,699人。地元企業が「本州最北端のグランピング」でブランディングし閑散公園を再生

項目内容
人口49,699人(令和7年国勢調査 速報値)
代表企業むつ不動産取引センター(地元企業)
業態グランピング(トレーラーハウス宿泊)・飲食・ドッグラン
事業期間20年

構造的成功要因

「本州最北端」という唯一性のブランディング:下北半島の端に位置するむつ市のロケーションを、弱点ではなく強みに転換した。トレーラーハウスという移動可能な設備を採用することで初期投資を抑えながら、「本州最北端のグランピング」という唯一無二のポジショニングで高単価を実現した。

地元企業の主導:大手ゼネコンやPPP専門企業ではなく、地元の不動産会社が代表企業として事業を主導している。地域の文脈を理解した企画力が、投資効率の低い閑散公園を観光と住民の複合空間として再生した。地元に根を張る企業が代表になることで、事業の長期継続性も確保されやすい。

この事例が示すこと:この事例では、人口5万人規模の地方都市で、立地の特徴を生かし、施設整備費を抑えた事業が実施された。他の公園で検討する場合も、立地に合う業態と、その利用需要・整備費を確認する。

事例3: カダルテラス金田一(岩手県二戸市)

人口2.3万人。地元出資まちづくり会社が温泉×Park-PFIで土木学会賞

項目内容
人口22,999人(令和7年国勢調査 速報値)
公園種別近隣公園(2ha)
代表企業カダルミライ(地元出資の第三セクター型まちづくり会社)+SPC
業態温泉・サウナ・宿泊・レストラン・屋内プール
開業2022年3月
受賞土木学会デザイン賞2023年優秀賞

構造的成功要因

老朽化施設の建替とPark-PFIの一体化:市営温浴施設の老朽化という「行政の課題」と、Park-PFIによる民間活力導入という「制度活用」を一体的に設計したことが事業化の出発点である。単独では収益が厳しい温浴施設を、宿泊・レストラン・サウナを組み合わせた複合施設として再設計することで、人口2.3万人の市場規模でも事業性を確保した。

地域資源の収益化:温泉という地域固有の資源が収益の柱であり、近隣公園という小規模敷地(2ha)でも事業化が成立した根拠である。温泉のような「移植不可能な地域資源」が公園に隣接または内包されている場合、Park-PFIはきわめて強力なスキームになる。

地元出資モデルの意義:カダルミライという地元出資のまちづくり会社がSPCの中核になることで、収益が地域内で循環する構造を実現した。外部資本が入ると収益が域外に流出しやすいが、地元出資モデルでは雇用も収益も地域に留まる。この「地域でお金が回る」設計は、小規模自治体にとって再現性の高いモデルである。

この事例が示すこと:人口2万人台でもPark-PFIは成立する。ただし、温泉・歴史・景勝地などの地域固有資源が収益の核になることが前提条件である。開成山公園のように年間140万人の集客力がなくとも、「来てくれる人が支払う単価」を高くできる業態設計があれば事業化できる。

事例4: 春木川パーク(大分県別府市)

0.92haの狭小敷地を立体化で解決。西日本初の立体都市公園で、事業者の計画では市への使用料等が年約1,400万円

項目内容
面積約0.92ha(1ha未満)
代表企業地元企業を中心とした4社によるSPC「ミネルバ株式会社」
業態1階:スーパー、2階:人工芝グラウンド+カフェ
市への使用料等(事業者の計画額)年約1,400万円

構造的成功要因

狭小敷地という制約の「立体化」による克服:0.92haという面積は、単純な平面利用では収益施設と公園機能が競合してしまう。この問題を、1階に生活インフラ(スーパー)、2階に公園機能(スポーツ・憩い)を重層化することで解決した。 西日本初の立体都市公園 として話題性を生んだことも、テナント誘致と情報発信に好影響をもたらした。

地元SPCが核:代表法人を含む4社がSPCを組み、スポーツ施設への集客と日常の買い物という異なる来訪動機が1つの敷地で重なる構造になった。大手に頼らず地元で完結する座組が、市への使用料等を年約1,400万円と見込む価額提案につながっている。

この事例が示すこと:面積0.25ha以上という国の交付金面積要件を満たしていれば、1ha未満の都市公園でもPark-PFIは適用可能。敷地が小さいことは「立体化」という選択肢で克服できる。

事例5: ココルンシティ公園(群馬県前橋市)

0.19haの街区公園。生涯活躍のまち事業の一部として設計し、NPO法人のカフェが成立

項目内容
事業名日赤跡地生涯活躍のまち(CCRC)街区公園
公園面積約0.19ha
事業費4,100万円(公募対象公園施設および特定公園施設)
事業期間令和3年9月〜令和23年8月(20年)
事業者特定非営利活動法人 三和会
公募対象公園施設カフェ(内部にコミュニティスペース)
特定公園施設公衆用トイレ
供用開始令和4年7月

構造的成功要因

全国チェーンに断られてから、地元に切り替えた。市は当初、CCRC事業の代表事業者の紹介で全国チェーン店を中心にサウンディングを実施したが、事業規模等から参画は困難との回答だった。そこで地元企業を中心とした担い手探しに切り替え、商工会を通じた紹介や、CCRC事業に関心のある地元企業へのPRを行い、クローズドサウンディングで関心を示す事業者を探した。決まったのはNPO法人である。

公募条件に「連携」を書き込んだ。市は公募条件として、①CCRCの事業コンセプトに沿う取組みと活動拠点の創出、②まちづくり団体(ココルンサークルまえばし)との連携と相乗効果、③行政が負担する整備費・管理費の縮減、の3点を掲げた。事業者は施設の設置・管理だけでなく、地域活性化のための活動を行うことが前提になっている。選定後、Park-PFI事業者はそのまちづくり団体に加入した。

この事例が示すこと:0.19haでもPark-PFIは成立する。ただし公園単体で採算を組んだのではない。生涯活躍のまち(CCRC)という上位の事業の一部として公園を設計し、既にそこで動いている団体と組ませたことで、カフェ1軒が成り立った。公園の面積ではなく、公園の周りで何が動いているかが条件になる。

小規模成功の6類型

地域資源型・課題解決型・グランピング型・立体化型・パッケージ型・まちづくり会社型の構造的特徴

5事例の分析から、小規模公園のPark-PFIには以下の6つの成功類型が浮かび上がる。

類型代表事例核心適用条件
地域資源型カダルテラス金田一温泉等の地域固有資源で収益の柱を確保移植不可能な地域資源が公園周辺にある
課題解決型柳町児童公園(むつ市)飲食ではなく社会インフラ(保育)を収益施設に待機児童・福祉ニーズ等の社会課題がある
グランピング型PARK DAIKANYAMA少投資でブランド化、地方でも高単価希少なロケーションや自然資源がある
立体化型春木川パーク狭小敷地を重層化で解決面積0.25ha以上だが平面が不足
上位事業連動型ココルンシティ公園公園単体でなく、周辺で動く大きな事業の一部として設計生涯活躍のまち・再開発等が公園の周りで動いている
まちづくり会社型カダルテラス金田一地元出資SPCで「地域でお金が回る」構造地域の中核となる事業者・団体がいる

前提条件の比較と構造分析

5事例を前提条件で比較し、共通の成功要因を抽出

5事例に共通する構造的成功要因を整理する。

1. 段階的サウンディング

開成山公園の3段階が最も体系的だが、他の事例でも公募前に何らかの形で民間との対話が行われている。「いきなり公募」で成功した事例はない。特に重要なのは、サウンディング参加に何らかのインセンティブ(加点・優遇)を設計することで、早期から本気の事業者を呼び込む工夫である。

の詳細な設計方法については、サウンディング設計テンプレートを参照されたい。

2. 地元企業の座組への組み込み

5事例中4事例で地元企業がJV・SPCの代表または中核を担っている。地元企業の組み込みは3つの効果をもたらす。

  • 企画力の補強:地域の文脈を知る地元企業が入ることで、「地域に合った使い方」の提案精度が上がる
  • 地域循環の実現:収益・雇用・整備工事が地域内に留まる構造を作りやすい
  • 継続性の確保:地域に根を張る企業が事業主体になることで、20年の長期事業を安定的に運営できる

ただし、これらの成功要因が機能するためには、前述の前提条件(年間集客力・地域資源・準備期間・民間参入意欲)が揃っていることが必要である。事例の「やり方」だけをコピーしても、前提条件が異なれば同じ結果にはならない。


事例から学べることは多いが、自分の公園で同じことができるかは別の問題である。まず必要なのは、あなたの公園の前提条件を正確に把握することだ。年間集客力はどの程度か、地域固有の資源は何か、民間事業者は手を挙げるか。

一般社団法人 社会構想デザイン機構(ISVD)では、サウンディングの設計から事業スキームの策定まで、Park-PFI導入の初期段階を無料で支援している。

Park-PFI完全ガイド

仕組み・特例・導入フローを網羅した完全ガイド

サウンディング設計と実施手順

3段階サウンディングの設計方法と自治体担当者向け実践ガイド

次にやること

事例を参考に事業を検討する際は、対象公園との条件の違いを確認する。

順確認・検討すること担当・相談先
1事例と対象公園の面積、立地、利用者層を比較する。人口規模だけで事業性を判断しない公表資料、対象公園の調査資料
2事例の自治体が公表した公募設置等指針と選定結果を確認する。公開されていない資料は担当課に照会する事例の自治体の公園担当
3指針の使用料の最低額と、選定された提案の金額を比較する公募設置等指針、選定結果
4対象公園の既存施設の建築面積と、条例で定める建蔽率を確認する公園担当
5対象公園の条件と事例の実績を示して、民間事業者の参入意向と必要な条件を聞くサウンディング

事例を対象公園に当てはめる際は、公募条件と選定された提案を確認する。面積や立地、利用者層の違いも踏まえて、参考にできる条件を整理する。


さらに詳しく

事例

カダルテラス金田一

人口2.3万人の二戸市がPark-PFIに成功した理由

事例

開成山公園Park-PFI

500点配点表の設計思想と19年間の収支モデル

事例

横浜市のPark-PFI

大都市型公園活用の最前線

比較

公園の収益施設 業態比較

カフェ・BBQ・グランピング・福祉の比較

制度

Park-PFIで福祉施設を設置する制度的枠組み

インクルーシブ公園との複合モデルの論点整理

地域別

沖縄のPark-PFI

観光資源との融合モデル

この記事で使った統計の出典

  1. 1二戸市「市の統計情報」(2026年) 出典を開く
  2. 2都市商業研究所(2023年) 出典を開く
  3. 3別府市 春木川公園整備運営事業者選定委員会「選定結果及び講評」(2021年12月) 出典を開く
  4. 4本記事の整理
  5. 5郡山市「令和7年国勢調査結果の速報について」別紙1(2026年) 出典を開く
  6. 6青森県「令和7年国勢調査 人口速報集計 市町村別人口及び世帯数」(令和8年5月29日公表) 出典を開く
  7. 7総務省統計局「令和7年国勢調査 人口速報集計結果」(2026年) 出典を開く
  8. 8前橋市「令和7年国勢調査(人口速報集計結果)が公表されました」(2026年) 出典を開く
  9. 9郡山市 公募設置等指針(2022年) 出典を開く
  10. 10郡山市 事業概要(2022年) 出典を開く
  11. 11別府市「春木川公園整備運営事業 設置等予定者の決定」(2022年) 出典を開く
  12. 12国土交通省「Park-PFI事例集」(2024年3月時点) 出典を開く

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記事を庁内資料・議会・勉強会・研究で引用するときは、記事名・公共0区(一般社団法人 社会構想デザイン機構)・URLを明記してください。

訂正の内容

  1. :郡山市の人口に、国勢調査ではない数字を当てていました。

    訂正前
    郡山市(314,625人)
    訂正後
    郡山市(313,125人)

    理由 314,625人は国勢調査の数ではありませんでした。出典にしていた郡山市のページの横に出ている令和8年9月1日現在の人口で、同じページにある別の数字です。市が出している速報の別紙1には、令和7年国勢調査の速報値として313,125人とあります。出典のリンクをその別紙1に変えています。

  2. :一覧表のむつ市と別府市の人口が、概数のうえ出典なしでした。

    訂正前
    むつ市(約5万人)/別府市(11万人)
    訂正後
    むつ市(49,699人)/別府市(112,267人)

    理由 本文ではむつ市を令和7年国勢調査の速報値49,699人に直していましたが、冒頭の一覧表に約5万人が残っていました。別府市も同じ調査の速報値で112,267人です。両方に出典のリンクを付けました。

  3. :一覧表のココルンシティ公園で、事業者の欄に事業費が入っていました。

    訂正前
    ココルンシティ公園の事業者 4,100万円
    訂正後
    ココルンシティ公園の事業者 特定非営利活動法人 三和会

    理由 4,100万円は事業費です。記事の事例5の表には事業者として特定非営利活動法人 三和会と書いてあり、一覧表だけ列がずれていました。

  4. :むつ市・二戸市の人口と、別府市の年間収入・代表企業の出典を直しました。

    訂正前
    むつ市の人口5.6万人。二戸市の人口と別府市の年間収入は、いずれも出典が日本公園緑地協会 小規模事例講習会でリンクなし。別府市の代表企業はミネルバ(SPC)= 地元スポーツクラブ+地元小売業者
    訂正後
    むつ市49,699人・二戸市22,999人(いずれも令和7年国勢調査 速報値)。別府市は事業者の計画で市への使用料等が年約1,400万円(出典は別府市の選定結果及び講評)、代表企業は地元企業を中心とした4社によるSPC「ミネルバ株式会社」

    理由 出典に挙げていた日本公園緑地協会の講習会ページを開くと開催の案内だけで、人口も金額も載っていません。二戸市の人口は同市の「市の統計情報」に、むつ市の人口は青森県が公表した令和7年国勢調査の速報集計に載っています。むつ市の5.6万人は令和2年の54,103人よりさらに前の数字でした。別府市の1,400万円は、同市の選定委員会の講評に「別府市に納付する使用料等が計画では年間約1,400万円程度となることを見込んでいる」とあり、実際に入った額ではなく事業者の計画額です。欄の名前もそれに合わせました。代表企業についても、別府市の一次資料に載るのは代表法人と構成法人の法人名だけで、スポーツクラブと小売業者という分け方は書かれていません。

  5. :郡山市と前橋市の人口が古いままでした。

    訂正前
    郡山市も前橋市も33万人
    訂正後
    郡山市314,625人・前橋市324,554人(いずれも令和7年国勢調査 速報値)

    理由 両市が公表している令和7年国勢調査の速報では、郡山市が314,625人、前橋市が324,554人です。どちらも33万人と書いていました。

  6. :別府市の1,400万円を「市の年間収入」と書いていた箇所を直しました。

    訂正前
    市の年間収入 約1,400万円(春木川パーク)
    訂正後
    事業者の計画では市に納付される使用料等が年約1,400万円

    理由 この金額は、別府市の選定委員会が価額審査で評価した事業者の計画額です。「別府市に納付する使用料等が計画では年間約1,400万円程度となることを見込んでいる」と講評に書かれています。実際にいくら入ったかを示す資料は見つかっていません。専用記事では2026年8月に直していましたが、参照しているこの記事に古い書き方が残っていました。

  7. :事例5を八王子市から前橋市へ差し替え、別府市の年間収入の出典を差し替えました。

    訂正前
    類型5 パッケージ型の代表事例 = 東京都八王子市・高倉公園他5公園(0.25ha×5をパッケージ化)
    訂正後
    類型5 上位事業連動型の代表事例 = 群馬県前橋市・ココルンシティ公園(0.19ha、事業費4,100万円、事業者はNPO法人)

    理由 八王子市の事例は、市の公式サイト・日本公園緑地協会の講習会実施要領・PPnetの実施事例一覧・国土交通省のPark-PFI事例集(17事例)のいずれにも見当たらず、一次資料で裏づけが取れませんでした。国土交通省の事例集に載る前橋市の事例に差し替え、類型の名前も中身に合わせました。

この記事の用語

Park-PFI(公募設置管理制度)
都市公園法に基づき、飲食店等の収益施設と公園施設の整備・管理を一体的に行う民間事業者を公募する制度。2017年の法改正で創設。収益施設の設置許可期間は最長20年。
サウンディング型市場調査
公有資産の活用にあたり、公募前に民間事業者の意見・アイデアを聞く対話型の市場調査。事業の実現可能性や条件設定の妥当性を事前に検証する目的で実施される。
指定管理者制度
地方自治法第244条の2に基づき、公の施設の管理を民間事業者やNPO等に委ねる制度。2003年の法改正で導入。総務省の調査(令和6年4月1日現在、79,332施設)では指定期間は5年が77.1%、3年が10.9%、10年以上は5.7%で、この期間の短さが長期投資を妨げる課題として挙げられる。

ご自身の案件で確認すること

  • あなたの公園は6つの類型のどれに近いか?
  • 地元企業がJVの代表になれる環境はあるか?
  • サウンディングを実施した場合、参加してくれそうな事業者の心当たりはあるか?

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